DIARY
こんにちは、修士2年になりました阿部です。
新メンバーが加わり、今年度の信級すみずみLabの活動がスタートしました。
今回は昨年度の活動の締めくくりとして、3/1に餅つき交流会、3/2に成果報告会を開催したので、
その様子をご紹介いたします!
ぜひ最後までご覧ください~
昨年度より施設の改修に加えて米作りを始め、初めての試みながらも無事にたくさんのお米を収穫することができました。日頃からお世話になっている信級住民の皆さんへの感謝の気持ちを形にしたいと考え、この収穫したお米を使って「餅つき交流会」を開催することにしました。
餅つき交流会を実施するにあたっては、まず餅つきの道具をそろえる必要がありました。そんな中、信級住民の皆さんが快く力を貸してくださいました。この地域では、各家庭に餅をつく文化が根づいており、今では高齢のため使わなくなったものの、臼や杵などの道具を大切に保管されていました。お声がけすると、快く貸し出してくださり、地域の温かさを感じることができました。
道具がそろい、前日には下ごしらえも済ませ、いよいよ迎えた餅つき交流会の当日。住民の皆さんに正しい餅のつき方を教えていただきました。
この日は、なんと3升(約90kg)もの餅をつく予定だったため、参加者みんなで交代しながら餅をついていきました。つくたびに、外からは信級住民の皆さんからあたたかく、時にユーモアたっぷりのヤジが飛び交い、会場は笑いに包まれながら楽しい雰囲気に。地域ならではのやりとりが、より一層この交流会を盛り上げてくれました。
つきたてのお餅は、そのまま来てくださった信級住民の皆さんに振る舞うことができました。きなこ餅、あんこ餅、からみ餅、ごま餅、納豆餅、くるみ餅の6種類に加え、あたたかい豚汁も用意。みなさんが美味しそうに頬張りながら、にこにこと楽しそうにおしゃべりしている姿を見て、育てたもち米をこうして味わっていただけて本当によかったと、心から思いました。
余ったお餅は、地域の詳しい方にのし方を教えていただき、のし餅にして仕上げました。そして、道具を快く貸してくださった方々や、特にお世話になった皆さんへ、一つひとつ手渡しでお届けしました。心ばかりではありますが、感謝の気持ちを形にして伝えることができました。
餅つき交流会の翌日には、「食堂かたつむり」にて1年間の成果報告会を開催しました。多くの方々が関心を寄せてくださり、会場にはたくさんの来場者が集まりました。
当日は、「信級すみずみLab」の活動成果に加え、修士2年の六車君による研究発表も行われました。発表後の質疑応答では、参加者の皆さんから鋭く、温かいご指摘やご意見をいただき、大変有意義な時間となりました。地域とのつながりの中で、一歩ずつ積み重ねてきた取り組みを振り返る、貴重な機会となりました。
長くなってしまいましたが、昨年度の餅つき交流会と成果報告会の報告でした!
今年度も引き続きInstagramにて活動の様子をアップするので、ぜひご覧ください!
最後に僕のお気に入りの写真を掲載して終わりにします。
最後までご覧いただきありがとうございました!